お葬式・お墓の'いろは'

第2回

葬儀費用はどう決まる?


弊社では、お客様より多くのお問い合わせを頂戴しています。中でも、もっとも多いのは、「葬儀は、いくらでできるのでしょうか?」という内容です。慣れないことについての問い合わせですので、つい、このように聞いてしまうお客様のお気持ちは、よくわかります。

 しかしながら、このご質問だけで、葬儀代金をお答えすることはできかねます。この質問は、例えていうなら、旅行代理店に行き、いきなり「旅行は、いくらかかるのでしょうか?」と問い合わせているのと同じだと思いませんか?皆様がいつもそうしているように、旅行に行くときは、行き先、交通手段、どこに泊まるのか、旅行先でオプションを付けるのかなど、旅行の目的やレベルに応じて金額が上下するので、ひとつ一つ決めていく必要がありますよね。

 葬儀でも同じ過程があります。どの場所で葬儀をするのか、お寺様を呼ぶのか、葬儀に何人参列するのか、お料理、お返し物の数・・・。ひと言で葬儀と言っても、多くの事項が合わさって葬儀費用は決まります。葬儀費用をお知りになりたい場合には、まず葬儀社と事前の打ち合わせをされることが、間違いを防ぐことになります。

 それでは、引き続き、次のQ&Aをご覧ください。

Q1.葬儀費用はどのように決まっていくのですか?

A1.一般的な葬儀に必要な費用項目としては、

  1. ①葬儀一式
    祭壇、葬具、お棺、骨壺、受付用品、霊柩車、など
    ※葬儀社が用意する品で式場の広さ等で変動するものもあります。
  2. ②斎場使用料、火葬使用料
  3. ③料理、返礼品(参列者の人数により変動します。)
  4. ④お布施(宗教者が介した葬儀の場合に必要となります。)
  5. ⑤この他に、故人様を清める湯灌(ゆかん)供花など
    ご自分の葬儀をどのようになさりたいかにより、それぞれの費用が決まってまいります。

  • ・ネット等で「葬儀○○万円」と表示されている場合には、その葬儀費用にどの項目が入っているか確認していただければ良いと思います。
  • ・これらの費用が内訳毎に区分・計算され、「葬儀代金」と案内している葬儀社は、適切な費用を示していると思われます。
    ※葬儀費用については、こちらのページもご覧ください。
    葬儀代っていくらかかる?

Q2.葬儀代金はいつ支払うのですか。また、葬儀の当日に用意しておかなければならないのですか?

A2.葬儀代金は葬儀の後日に、請求書をお送りしてお振込みいただくか、葬儀社が集金に伺うのが一般的です。しかし、A1にある「②斎場使用料、火葬料と④宗教者へのお布施」は葬儀当日に支払いをする必要があります。そのため、ある程度まとまった現金が必要になりますので、お手元にご用意いただければと思います。

第1回コラムでご案内したように、葬儀社への事前相談で細かいところまで確認し、わからないことは遠慮せずに問い合わせてみましょう。その時、”親身になって答えてくれるかどうか”、これが、良い葬儀社を見極めるポイントのひとつと言えます。

 また、葬儀がいくらでできるのかがわかったら、その費用を、どのように準備するかも考えてみたいものですね。

株式会社ニチリョク 相続診断士 木村 宏之さん

お話をうかがった方

株式会社ニチリョク 相続診断士

木村 宏之 さん

㈱ニチリョク勤務の相続診断士で葬儀のプロ。近年は、葬儀費用信託(心託)など、終活全般の窓口責任者として活躍。
※㈱ニチリョクは創業1966年。墓石業界初の上場企業(ジャスダック)。

株式会社ニチリョク 相続診断士 木村 宏之さん

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相続診断士

木村 宏之 さん

㈱ニチリョク勤務の相続診断士で葬儀のプロ。近年は、葬儀費用信託(心託)など、終活全般の窓口責任者として活躍。
※㈱ニチリョクは創業1966年。墓石業界初の上場企業(ジャスダック)。

※掲載している内容は、2016年4月1日時点のものです。

※本稿は、各々の分野の専門家に作成いただいております。 本稿の内容と意見は各々の筆者に属するものであり、当社の公式見解を示すものではありません。

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