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ペット初心者必見!トイレやご飯、散歩はどうする?犬の飼い方の基本を解説

散歩する犬

ライフスタイルや家族のあり方が多様化し、犬を家族として迎えたいと考える方も増えているのではないでしょうか。一般的には10年以上生きる犬と楽しく過ごすためにも、犬を迎える前に必要な準備やしつけの方法など知りたいことはたくさんあるでしょう。

犬と快適に長く暮らすために、まずはトイレトレーニングやしつけ、ご飯のあげ方などを理解しておきましょう。犬との暮らしが初めての方へ、知っておくと役立つ犬の飼い方の基本について解説します。

家に迎えたら、まずは室内で慣れさせる

犬を迎えた日は、かわいさ故に過度に触れたり声をかけたりしてしまいがちです。しかし、犬はこれまで住み慣れた環境や親兄弟から離れ、移動疲れや環境の変化からストレスを感じやすくなっています。家に到着したら、まずは家のにおいや環境に慣れさせるために家の中をひと通り探索させ、そのあとは事前に準備しておいた犬用のケージでゆっくり休ませるようにしましょう。まずは、新しい家が犬にとって安心できる場所であると理解してもらうことが大切です。

また、小さい子どもがいる家庭では「犬が寝ていたら触れない」など、わかりやすいルールを作るとよいでしょう。

夜鳴きにはどう対処する?

子犬は家に来てから数日間は夜鳴きをするかもしれません。新しい環境で不安になり、親兄弟から離れて眠る初夜は寂しさが募ります。クンクンと鳴かれてしまうと「不安なのかな?声をかけたほうがいいかな?」と思ってしまいますが、ここはグッと我慢し、鳴いているときは声をかけることはせず、むやみに触れることもやめましょう。

「鳴くと声をかけてもらえる」と犬が学んでしまうと、その習慣がゆくゆく「ムダ吠え」の問題につながることもあります。ケージ内で眠ることに慣れるまでは、ケージは家族の寝室に置いてあげるのがおすすめです。

トイレトレーニングをしよう

トイレトレーニングは、犬を迎えた初日から教えておきたいしつけの1つです。ここではトイレトレーニングを上達させるコツをご紹介します。

トイレトレーニングでは、犬が失敗しても怒ってはいけません。叱りすぎるとどんどん後退してしまうため、注意が必要です。トイレを失敗したことで怒ると、「トイレをすると叱られる」と学習してしまう可能性があります。トイレトレーニングは怒らず、できたときにはよく褒めることを繰り返し、根気強く続けましょう。

犬にご飯をあげよう!量や回数、あげるときのポイントは?

ご飯を食べる犬

健康を維持するために良質なご飯をあげることは、飼い主の大切な役目です。ご飯の食べ方や食欲に変化があるときは、体調不良の可能性があります。

犬のご飯はドライ、ウェット、セミドライなどさまざまな種類があり、年齢のステージに合わせてふやかしてあげたり、ドライをそのまま与えたりします。生後3か月ごろまではふやかしたドライフードや子犬用ウェットフードが消化しやすくおすすめです。

家庭に迎える前に、どのブランドのご飯を食べていたか、ペットショップやブリーダーに聞いておくと安心です。急にご飯の種類を変えるとお腹を壊してしまう犬もいるため、フードのブランドを変えるときは元のフードに新しいフードを混ぜ、1週間以上かけて新しいご飯に切り替えていきましょう。また、ドッグフードは犬の大きさや年齢のほか、体重管理や健康維持などの目的に応じて選ぶこともできます。

ご飯を与える回数は犬の年齢や体調に合わせましょう。子犬のときは空腹になると胃液を吐いてしまうため、1日に3~4回に分けてあげるとよいですが、成犬になったら1日1〜2回が目安となります。

フードを与える量はパッケージの裏に体重別に明記されているため、それを参考に量を調整しましょう。

犬が食べたらNGなもの

人が食べても問題ない食材でも、犬が食べると危険な食材があります。テーブルの上に出しっぱなしにしない、犬の手が届くところに食材や食品を置かないなど注意しましょう。
以下は犬が食べると危険な食材・食品の一例です。

ネギ類
玉ねぎ、長ねぎなどに含まれるアリルプロピルジスルフィドという成分が赤血球を破壊して貧血を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。また、ニラやニンニクも同様に中毒症状を起こす可能性があるため、必ず犬の手の届かないところに保管しましょう。
チョコレート
カカオに含まれるテオブロミンという物質を過剰摂取すると、嘔吐やけいれんなど中毒症状を引き起こす可能性があります。ネギと同様に死に至ることもある危険な食べ物です。
アルコール
犬はアルコールを分解できないため、ほんの少量でも中毒を起こしたり死に至ったりする可能性があります。犬が興味を持っても、面白半分ににおいを嗅がせたり舐めさせたりしないようにしましょう。

ほかにも香辛料(コショウ、わさび、唐辛子など)、ぶどう、アボカド、カフェイン、キシリトールなどが挙げられます。食べ物だけではなくポインセチア、アジサイ、ユリなど身近な植物も有害なため、散歩のときにも意識することが大切です。

もし犬が誤って口にしたら、時間をおかずすぐに病院へ連絡するか連れて行くかしましょう。その際には、どれくらいの量を食べたのか、犬の様子に変化があるのかを伝えられると、診察の役に立ちます。

しつけのポイントや注意点

おすわりしておやつを待つ犬

犬を迎えたら愛情を注ぎ、信頼関係を築いていくことが大切です。そして、人と犬がお互いに楽しく幸せに暮らすためにも、しつけをすることは必要不可欠です。ここでは、しつけを効果的に行うためのポイントを解説します。

遊びや散歩でコミュニケーションをたっぷり取ろう

犬と飼い主の信頼関係は、毎日の関わり合いから生まれます。犬が楽しめること、たとえば、本能行動を生かせる「持っておいで」や「ひっぱりっこ」をしたり、知育玩具を使って遊んだり散歩をしたりと、スキンシップを多く取るように心がけましょう。

これらのコミュニケーションを行うときには、尻尾を激しく振ったり積極的に遊びに参加したりなど、「犬が楽しんでいるか」を確認することが大切です。たとえば、犬が散歩で不特定多数の犬と触れ合うことが苦手なのにも関わらず、飼い主が無理強いをすると散歩やほかの犬が苦手になってしまうこともあります。散歩は犬の社会性を育んだり、ストレスを発散したりするために重要な日課でもあるため、おやつやボールを持って行くなど犬が楽しめるような工夫を取り入れましょう。

また、毎日のお手入れやブラッシングも始めのうちはフードなどを使いながら楽しく行うことが大切です。犬の体に触れたりスキンシップを取ったりすることで、身体や体調の異変を早期に見つけられることもあります。

水に濡れるのを嫌がる犬はシャンプーやトリミングも嫌がることが多いため、小さいときから遊びながら少しずつ慣らすのが効果的です。

かかりつけの病院を見つけよう

治療を受ける犬

犬の体調や様子に変化があったときに、すぐに相談できる動物病院を見つけておきましょう。病気ではなくても、狂犬病や感染症予防のワクチン接種、定期的な健康診断を受けるときにも、かかりつけの病院があると安心です。

一つの病院に通うことで獣医師との信頼関係ができるうえに、飼い主と獣医師が犬の過去のデータを参考にしながら健康状態を時系列で観察することができます。
また、毎年必要な狂犬病の予防注射やワクチン接種を行うのも、ふだん通っている病院だと安心です。特に子犬を飼う場合、散歩ができるようになるにはワクチン接種が必要なため、犬を飼う前に家の近くや地域の動物病院を調べてみてはいかがでしょうか。

避妊・去勢手術は必要?

犬は生後6か月ごろになると、オスであればマーキングやマウンティングが顕著に出てきたり、メスは最初の発情期(ヒート)が訪れたりと変化が見られるようになります。避妊や去勢手術は必ずしなければならないわけではありません。しかし、手術をするメリット・デメリットを事前に理解しておくと、手術をするかしないかの判断材料になるでしょう。

手術をするメリット

手術をするデメリット

避妊は発情期が始まる生後5~6か月ごろ、去勢は生後6か月~1年未満が適しているとされています。子犬を飼っている方、これから飼う予定の方はぜひ参考にしてください。

まとめ

犬が健康で快適に過ごすためには飼い主のケアが重要であり、飼い主自身も犬との暮らし方に必要な知識を持っていることが大切です。

また、犬のためにもしつけは重要なポイントです。コミュニケーションやスキンシップを多く取ることで小さな変化に気づき、早期に病気を発見することにもつながります。小さな異変を発見したときには、かかりつけの病院があると獣医師に相談しやすく安心です。

犬はケガや病気で手術が必要になったり、治療が長引く病気にかかったりすることも考えられます。犬を飼うときには万が一に備えて保険の加入を検討するのもよいでしょう。

  • ※掲載している内容は、2021年8月10日時点のものです。
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