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猫はペット保険に入るべき?メリット・注意点と選ぶときのポイント

獣医師に抱えられる猫

飼い猫が病気やケガをしたら医療費が思ったより高額になると聞き、ペット保険への加入を検討している方も多いのではないでしょうか?ペット保険とはどういうものなのか、メリットや注意点、選ぶときのポイントについてわかりやすく解説します。

ペット保険ってどういうもの?

ペット保険は毎月または年一括で保険料を支払うことで、動物病院での医療費の一部が補償されるものです。保険金の請求方法は、「窓口清算」「立替清算」の2通りがあります。

動物病院で治療を受けると、医療費の支払いは全額飼い主の負担になります。病気やケガの具合によっては、かなりの高額になることもあります。

猫の病気やトラブルについて、医療費の例をみてみましょう。外耳炎の場合、通院1日でも医療費は7,000円程度かかっています。外耳炎は繰り返しかかることもあり、たび重なると負担も大きくなります。胃腸炎になった場合は、通院3日程度で医療費は18,986円とやや高額になってきます。猫に比較的多い誤飲では、手術になることもあるため医療費はさらに高額になります。手術と入院費を合わせた医療費は325,404円となっています。

病気・ケガ かかる医療費例 合計
外耳炎 通院費 (1日分) 7,128円 7,128円
胃腸炎 通院費 (3日分) 18,986円 18,986円
誤飲 手術費 (1回) 189,000円+入院費 (6日分) 136,404円 325,404円

※実際に当社へご請求があった治療費用例です。
※治療の平均や水準を示すものではありません。
※動物病院によって、治療項目や金額は異なります。

猫にかかる医療費や高額医療費対策については、こちらの記事をご覧ください。
猫にかかる医療費はどれくらい?高額医療費のための対策とペット保険

補償の対象は主に3つ

ペット保険の補償対象は主に次の3点です。

ただし、以下のような診療などは保険の対象外です。

これらに加えて、先天性疾患も対象外になることがあります。詳しい補償内容はペット保険各社によって異なるので、必ず確認しましょう。

普及率は約9% ペット保険のメリットと注意点

寝転がる猫

日本における犬・猫のペット保険の普及率は、2016年では約6.7%だったのが、2018年には約9%にまで増加しています(参考数値:一般社団法人ペットフード協会「平成30年全国犬猫飼育実態調査」、株式会社富士経済「ペット関連市場動向調査2017,2018」をもとに算出)。ペット保険が普及しているスウェーデン(約50%)やイギリス(約25%)などに比べてまだまだ低い水準となっていますが、ペット保険の必要性やメリットを感じている飼い主が増えていると考えられます。

では、具体的なメリットや注意点をみてみましょう。

ペット保険のメリット

ペット保険に加入するメリットは、飼い主だけでなくペットにもあります。医療費の負担が軽ければ動物病院を受診するハードルが下がり、ペットの健康維持につながります。

急な病気やケガのときも安心
食べすぎによる消化不良、おもちゃの誤飲、高いところからの着地によるケガなど、猫の病気やケガはどんなに注意していても起きる可能性があります。急な事態でも、ペット保険で備えていると安心です。
早期発見・早期治療につながる
お金の心配をせずに動物病院にかかれるので、「ちょっと様子が変だな」と思ったときもまずは動物病院に連れて行こうという気持ちになれます。これは早期発見・早期治療にもつながり、結果的にペットの身体的負担も医療費も減らすことができます。
高度な治療を選択できる
病気によっては、医療費が高くなりがちな高度な治療をする必要がでてくることもあります。ペット保険に入っていることで金銭的な負担が軽くなり、治療の選択肢の幅が広がります。

ペット保険の注意点

ペット保険に入っても「すぐ補償されるわけではない」「年齢とともに保険料が上がる」など、注意したいこともあります。

加入後の一定期間は補償の対象外
加入しても「病気やケガが、すぐに補償されるわけではない」場合もあるので注意しましょう。加入直後、一定期間が補償の対象外になる「待機期間」があり、その期間は保険会社によって異なります。たとえば、病気の待機期間が30日間あるとすると、その待機期間中病気になっても保険金は支払われません。
年齢とともに保険料も上がる
猫も年齢を重ねると、さまざまな病気にかかる可能性が増えてきます。そのため保険料は加入時のままではなく、更新時の年齢で上昇します。何歳でどれくらい上がるのかをあらかじめ確認することが大切です。

ペット保険を選ぶときのポイント

いざペット保険を選ぼうとしても、会社も種類もさまざまあるので迷ってなかなか決められないという方もいるのではないでしょうか。そこでペット保険を選ぶポイントをお伝えします。

ひらめく女性

ポイント1 目的に合わせたプランにする

ペット保険に入る目的を明確にすると、プランを絞ることができます。まずは猫の体質や年齢、さらに飼育頭数も加味して、次のどれにあてはまるか考えてみましょう。

続いて「治療費の何パーセントが補償されるか」という「補償割合」についても確認します。補償割合は、治療費の50%、または70%~100%補償など保険会社やプランによって異なります。また、補償割合にかかわらず自己負担となる「免責金額」が設けられている場合もあるので、そちらも確認しておきましょう。

「多少保険料が高くなってもいいから自己負担額は0円にしたい」「ある程度の自己負担はあってもいいので、そのぶん毎月の保険料を抑えたい」など、自分の希望に合わせてプランを検討しましょう。

ポイント2 加入できる年齢の範囲をチェック

何歳から何歳まで加入できるのか、年齢の範囲もチェックします。加入できる年齢範囲は、生後1~2か月から8歳程度までとなっているところが一般的です。年齢の上限の設定は、ペット保険会社によってさまざまで、10歳以上の高齢のペットでも加入できる保険もあります。

人間と同じように、猫も高齢になると若いときより腎臓病や心臓病などにかかりやすくなり、入院や手術になることも考えられます。一度病気になってしまうと加入できない場合もあるので、早めに検討しましょう。

ポイント3 終身補償されるものにする

ペットの終身にわたって補償が継続されるペット保険かどうかもチェックしましょう。一般社団法人ペットフード協会の調査によると、2018年の猫の平均寿命は15.32歳で、伸張傾向にあります。

終身補償されるペット保険なら、最期まで安心して面倒をみてあげられます。ただし継続時、健康状態によっては更新できない場合もあるので注意は必要です。

ポイント4 限度額・日数・請求方法など、保険金が支払われる条件をチェック

保険金の支払限度額や、利用可能な日数の有無を確認しておきましょう。想定していたよりも通院が頻繁だったり入院が長引いたりすると、限度額や日数を超えてしまうことがあります。

これらはペット保険会社やプランによって異なり、たとえば、支払限度額については、通院や入院なら1日10,000円まで、手術なら最高300,000円など、また、利用できる日数については、通院・入院なら年間20日、手術なら2回などと設定されています。中には、1回あたりの限度額や回数制限を設けず、年間の限度額のみを設定しているプランなどもあります。

保険金の請求方法を確認することも重要です。「窓口清算」「立替清算」の2通りあり、加入を検討しているペット保険がどちらかを確認しておくと、動物病院での支払いの際に慌てずに済みます。

ポイント5 将来的な保険料も見据える

ペット保険は、基本的にペットが最期を迎えるまで加入することになります。どうしても加入時の保険料に目が向きがちですが、猫の年齢によって保険料が上がることも検討材料に入れて、長い目線で選ぶことが大切です。

5年後10年後はトータルでいくらになるのかを加入前に把握しておくとよいでしょう。

まとめ

ペット保険は大切なペットのもしものときに、安心して医療を受けさせてあげるためのものです。人間でも万が一に備えて医療保険に入るように、愛猫の保険も検討しましょう。

ペット保険に加入する場合は、補償内容・保険料のバランスを考え、無理のないプランを選びます。ペット保険選びは、「飼い主の負担になりすぎない」「安心できる」という2点がポイントです。

  • ※掲載している内容は、2020年2月25日時点のものです。
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