川崎フロンターレインタビュー

独占インタビュー!

撮影/島﨑信一

2017年2月に就任した鬼木達(おにき・とおる)新監督にお話をうかがいました! 監督になって約4ヶ月、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を勝ち進み、Jリーグの試合もある中、これまでの感触から組織論まで、1つ1つの質問に気さくに答えてくださいました。(対談日:2017年5月26日)

鬼木達監督

対談相手は今年4月に現職に就任した当社代表取締役社長・髙﨑誠治。新たに組織をひっぱる者同士、鬼木新監督にお話をうかがった。

――コーチから監督に就任して約4ヶ月、これまでの感触はいかがですか?

鬼木監督今年は元旦まで天皇杯の試合をしていたこともあり、そこからチームをまとめるには、少し時間がかかるかな、我慢のスタートだなと思っていました。コーチから監督になって責任がまったく違いますが、立場が変わっても自分の力が急にあがるわけではないので、「自分のやれることをやる」それだけを考えています。今、チームの雰囲気はいいですね。勝てなかったときでも、選手のコメントにポジティブなものが多いですし、1つ1つ積み重なってきているのを実感しています。

対談相手は今年4月に現職に就任した当社代表取締役社長・髙﨑誠治。新たに組織をひっぱる者同士、鬼木新監督にお話をうかがった。


――鬼木監督は、「熱い想いの人」という印象がありますが、選手やチームにはどんなことを求めていますか?

技術はもちろんですが、結束力や単純にがんばるといったことも求めています。いいものを持っていても、気持ちがないとピッチに立ったときに出せないんですよね。ただ、気持ちが入りすぎると、ふだんできることもできなくなってしまうので、「気持ちは出さなきゃいけないけれど、プレーはとにかく力を抜いてやってくれ」という話をしています。たとえば、力を抜いていればギュッとターンできるところでも、力が入ってがんばりすぎてしまうとターンできなかったりしますから、「気持ちは熱く、頭は冷静に」ですね。

――ベテランの選手もいれば、入りたての選手もいますが、指導時に気をつけていることはありますか?

序列はつくらずにやっています。ベテランでも若手でも、やれているかどうかでは基本的に同じ。ただ、よくわかっている選手を促して新しい選手に教えるようにはしています。役割を与えなくてもできる選手もいれば、与えたほうが伸びる選手もいますし。それぞれの性格があるので褒めて伸びるなら褒めますし、調子がよくてもネガティブになりやすい選手には、そういうのを排除してあげられるようにとか。選手の調子はサッカーだけが原因とは限らないので、家族のこととかプライベートも見ています。

――選手を支えるスタッフに対して意識していることはありますか?

専門職の人が多いので、自分のできないことは全部任せちゃいます。僕がコーチだったときもそうでしたが、責任を与えられたほうが自分で考えてやりますよね。もちろん、意図は伝えますけど、「じゃあ頼むね」ってラクしています(笑)。パソコンで相手の分析をするにも、僕だと1時間かかるのを、1、2分でポポンとできちゃう人もいますから。スタッフを信頼して、みんなでチームとなってやっています。

――鬼木監督自身が「こうありたい」と考えることはありますか?

選手をどれだけ元気でいさせられるかというところですね。選手が躍動というか楽しくしていないと、チームはパワーがなくなってしまいます。会社もきっとそうですよね。だから、自分が暗い顔をしていると選手にも影響するので、そういったことはコーチのときより、気をつけるようにしています。

――サポーターにメッセージをお願いします。

今シーズンもチームへの期待が大きいなと感じていました。試合中に「オッ」と感動してもらえるプレーを何回も出して、「プロってやっぱりすごいんだな」と思ってもらえるようにしていきたいです。フロンターレのサッカーをぜひ観てほしいと思っています。我々はサポーターやスポンサーをはじめ、クラブに関わるすべての方々に支えられて戦っています。優勝に向けて、これからも応援お願いします。一緒に戦っていきましょう。

インタビューは川崎フロンターレ・麻生グラウンドのクラブハウスにある監督室で行わせてもらいましたが、1人でいることは滅多になく、コーチ室で過ごすことが多いそう。選手、スタッフからは「オニさん」と呼ばれ、等身大で接している様子がうかがえました。当社はこれからも川崎フロンターレを応援してまいります!

  • 旗

    川崎フロンターレのホームグラウンドである等々力陸上競技場に掲げられている当社の広告。

  • サッカー教室in大船渡

    東日本大震災被災地支援として、川崎フロンターレの協力を得て岩手県大船渡市でサッカー教室を開催。